鉄のカーテンの向こうの重戦車

 

 

 

   第二次世界大戦にソ連のスターリン重戦車JS/JS-2はドイツ軍の悪夢と言えました。戦後、依然として重戦車を中心とする指導思想に従って、JS-3、JS-4は相次いで部隊に採用されました。1948年にオブイェークト730が始まり、後JS-8、9、10と名づけられました。20世紀50年代後期、一連の「非スターリン化」が行われたのを受け、オブイェークト730は最後のスターリン重戦車となり、その名称も問題とされ、最終的にはT-10と改名されました。1953年から1965年の間に各生産型T-10は1500両余りが生産されました。大きく変更してT-10の最後の改良型T-10Mは1957年にソ連軍に採用されました。T-10Mは4名の乗員で、戦闘重量51t、出力750hpのターボ付きのV-12-6ディーゼルエンジンを搭載し、122mmM-62-T2(2A17)ライフル砲、14.5mmKPVT重機関銃と対空機関銃を装備しました。赤外線暗視システムと赤外線サーチライトが標準装備され、NBC防護能力も装備されました。
   MENGの新製品TS-018はNATOにびびらせるこの重戦車です。1/35スケールのソ連T-10M重戦車のプラスチックモデルは、全長305mm、全幅97mm。スターリン重戦車の設計を採用したT-10Mを忠実に再現。独特な車首構造、甲羅状の砲塔、長い砲身などは精密に表現。
   冷戦時代、T-10Mはいつでも開戦できる準備をしていましたが、1993年までに退役してもNATOの戦車と戦ったことはありません。ただ1968年にソ連軍によるチェコスロバキア侵攻のドナウ作戦に参加しかありませんでした。
   T-10Mは戦場で輝いたことがありません。皆さん、モデルとしてのT-10Mの願いを叶えられませんか。図を見ながら、この重戦車の姿を楽しみましょう。
 

 

 

  

対空機関銃は零距離射撃と仰角射撃の状態を選択可能。

 

  

赤外線サーチライトは開閉状態を選択可能。

 

  

車長用ハッチと装填手用ハッチは開閉可能。

 

  

砲塔後部に物入れとズックの巻きを選択可能。

 

 

ツール付きでダブルピン履帯は接着剤不要で組み立てやすい。履帯とサスペンションは可動で、ゲーム性が高い。