トリットン追撃車

 

 

   イギリス原産のウィペットは、背中が美しい流線型を描いているという一番の特徴で、普通の犬種より素早い足の速さを持ち、本当に追跡型ハウンドだと言えるでしょう。ホイペットと名づけられたイギリス戦車はきっと大いに期待されます。
   1916年、マークⅠは戦場でデビューして問題が出てきました。イギリス軍側は新型戦車の開発を計画しました。新しい戦車は敵の前線の破綻した箇所を突破する際に、優位な機動性と速度を用いてマーク I 戦車を補うよう意図されていました。ウィリアム・トリットン(William Tritton,1875-1946)は計画担当を務めました。彼は最初の戦車の開発に参加したことがあります。戦車は陸軍省に「トリットン追撃車」と命名されましたが、彼本人に「ホイペット」と呼ばれました。1917年10月、最初のマークAホイペット中戦車の試作車が生産され、全長6.1m、全幅2.6m、重量14t、乗員3人が搭乗できました。2基の出力45hpのタイラーガソリンエンジンは車体の前部に配置されていました。燃料タンクが小さかったので、車体にはジェリカンを装備されました。多角形の砲塔は車体の後部に配置され、4挺のオチキス機関銃は各自の射界を担当しました。ホイペットはマークⅠより重量が低く、速度がはやく、コストが安かったです。1918年に第一次大戦に投入されたホイペットはイギリス軍に士気を奮い立たせ、1輌でドイツ砲兵中隊、観測気球、歩兵大隊の幕営地とドイツ第225大隊の段列を撃破しました。
   約百年ぶりに、ホイペットは5輌が残され、それぞれイギリス、ベルギー、カナダ、アメリカと南アフリカにあります。MENGの開発者たちはたくさんの資料を調べて、ホイペットを再現します。1/35スケールのイギリスマークAホイペット中戦車のプラスチック組み立てキットです。実車を忠実に再現し、リベットがはっきりと見えます。砲塔装甲板が折り曲げ、手軽に組み立てます。4挺のオチキス機関銃は可動で実感たっぷりです。履帯は接着剤が要りません。3種類の塗装仕様を用意します。
   MENGのモデルで第一次大戦の息吹があふれるホイペット戦車を楽しみましょう。